こんな状況に、誰にも相談できずに苦しんでいませんか?
家族のかたちには色々ありますが、「家族だから我慢しなきゃ」と無理をしていると、心は確実に壊れていきます。
私自身、実の親と縁を切って7年。
薬剤師免許を持ち、現在は家庭を守りながら、毒親との関係についてブログで発信しています。
そんな中、毒義母の再訪問という恐怖を実際に経験しました。
警察を呼んだにも関わらず、また来られたときの絶望感は今も忘れられません。
この記事では、義母の再訪問で感じた恐怖と、その後の警察対応、夫婦で実践した防衛策までをリアルにお伝えします。
読み終えたとき、あなたは「私もおかしくなかった」と思えるはずです。
そして何より、安心できる生活を守るための第一歩が見つかります。

結論として、「怖い」と感じたときに動くのは、あなたの正当な権利です。
どうかこの記事を、あなたの背中を押す材料にしてください。
義母が再訪問…怖すぎた昨日の出来事を語る

引っ越し先を教えていないのに現れた義母
一ヶ月前、チャイムの音が鳴ったとき、嫌な予感がしました。
インターホンのモニターに映っていたのは、まさかの義母。
しかも、新居の住所は一切伝えていないのに。
どこから情報が漏れたのかは今もわかりません。
ただ、事実として義母はそこに立っていた。息が止まるような感覚でした。
再訪問に恐怖…警察に通報した一部始終
昨日の再訪問は、以前にも警察を呼んだ経緯がある上での出来事でした。
最初の通報時、義母は「安否確認したいだけ」と繰り返していたそうです。
警察官が私たちの無事を伝える前に「今日のところは帰ります」と言い残して立ち去ったのです。
そのとき、「また来るかもしれない」という予感は確かにありました。
そして今回、まさにその予感が現実となった。
恐怖は前回の比ではなく、震える手で再び110番するしかありませんでした。
「安否確認」と主張する義母の言い分とは
昨日の一度だけで再訪問は終わり、警察と義母が接触することはなかったようです。
また、前回聞いていた連絡先に電話しても繋がらなかったそうです。
真相はわかりませんが、義母の言い分は変わらないでしょう。
「生きてるか心配だっただけ」
でも、それはただの言い訳にしか聞こえませんでした。
- 誰にも知らせていない引っ越し先に現れる
- 「嫁はキチガイ」という置き手紙をする
- 警察を呼ばれたのに再訪問する
前回も義兄宅に孫の顔を見に行ってたようなので今回もそのついでなのでしょう。
警察を呼ばれているのに再訪問できる神経が私には理解できません。
ただ一つ言えることは子どもは親の所有物だと思っていることです。
わたしには、これが単なる安否確認とは到底思えない。
むしろ、私たち夫婦の生活空間に土足で踏み込んでくる恐ろしさを感じました。
警察を呼んでも止まらない…繰り返される恐怖

初回対応後、また来たときの精神的ダメージ
警察に相談したことで少し安心していたはずなのに、再訪問されたことで「対応の効果」が一気に崩れました。
「もう警察でも止まらないのかもしれない」
そう思った瞬間、心の安全地帯が完全に崩壊しました。
そこからの毎日は、まるで見えない敵に怯えるような日々でした。
玄関横の部屋には怖くて行けず、数分おきに玄関の鍵とポストを確認してしまう。
椅子の軋み、猫が走る足音、そんな些細な物音にも「誰かいるんじゃないか」と体が勝手に反応してしまいます。
前回、「ゆいちゃん!」と呼ばれた義母の声が、頭の中で何度もリフレインして止まりませんでした。
そして今、この文章を書いている間も、胸のドキドキが止まらず、苦しいです。
そんな中、警察を待っていた昨日のあの時間に愛猫がそっと寄り添ってくれていたことだけが救いでした。
「どうしたの?」と震える私の手を、ペロペロ舐めてくれました。
毛のぬくもりに触れるたび、心の緊張がほんの少し和らぎ、「私は一人じゃない」と感じられました。
「また来たらどうしよう」が日常を壊していく

その日から、私は玄関に近づくたびに過呼吸になりそうになったのです。
宅配便の荷物ですら受け取るのが怖くなり、外出のタイミングを見計らう生活が始まりました。
外出時にはマスクとサングラスは必須で、周りを確認しながら帰宅。
「また来るかもしれない」という不安が頭から離れず、日常がどんどん不自由になっています。
再訪問の恐怖に、夫婦で団結して立ち向かった日々
夫は、私の不安を受け止めてくれました。
「この行動は俺にも理解できない。やっぱり縁を切るしかないね。」と言ってくれたことで、私は少しだけ救われました。
その日を境に、私たちは夫婦で本気で対策を考えるようになったのです。
義母の再訪問は「ストーカー行為」なのか?
安否確認は免罪符にならない
義母のように「安否確認」を口実にした行動は、実質的には相手の自由を脅かす行為です。
ストーカー規制法は恋愛感情が前提になるケースが多いです。
しかし家族であっても継続的な接触が精神的苦痛を与える場合、迷惑防止条例などが適用される可能性があります。
法的に取れる対策とそのハードル
現実的には、証拠がないと警察も積極的には動けません。

そのため、再訪問の日時や様子を記録し、通報した履歴を積み重ねていくことが大切です。
地域によっては家庭裁判所で接近禁止命令の申請も可能ですが、まずは法テラスや自治体の無料相談窓口にアクセスするのが安心です。
役所や警察に「相談」というかたちで話に行くと専用の窓口を紹介してもらえますよ。
「家族のことを話すなんて恥ずかしい」「この程度の話で相談するなんて」と私も考えていました。
それでも、勇気を出して相談に行ってよかったと思っています。
きっと相手は専門家として、多くの相談を受けてこられていると思います。
その中にはちょっとした悩みもあれば、深刻なケースもあるでしょう。
ですから、気になることがあれば試しに相談してみるといいですよ。
警察対応を記録し、次のステップにつなげる
私たちは前回の通報時に記録を残すようにしました。
このおかげで、通報したときも情報確認がすぐにとれて、警察の対応も早かったです。

また、インターホンの録画機能を活用して証拠として保存すると安心です。
ですが、私は動揺していて録画ボタンを押せずに別の部屋に逃げてしまったのでした。
次回からは動揺していてもボタンがすぐに押せるようにメモを貼りました。
録画機能により、「一度きりではない」「悪質性がある」と証明しやすくなります。
義母の再訪問がトラウマに…心を守るためにできること
自分の感覚を信じていい理由
最初は「私が神経質すぎるのかな」と思っていました。

警察を呼ばれたのに、平気な顔してまた来るなんてどうかしてる。
怖くて当然。理屈じゃない。
そう気づいた瞬間、心が少し軽くなったのです。
「身内だから大丈夫」ではなく、身内でも怖いと感じるなら距離を取っていい。
これは、何より大切な人権です。
「家族だから我慢」はもう手放していい

私もずっと、「嫁なんだから」「夫を産んでくれた母なんだから」などと自分に言い聞かせてきました。
でも今は、自分の感覚を大切にすることこそが本当の「家族を守ること」だとわかっています。
「私の家族は一緒に暮らしている夫と愛猫たちだけ」で、義母は含まれないからです。
我慢し続けた先にあるのは、壊れた自分だけですよ。
安心できる生活を取り戻すための行動5選

- インターホンの録画設定をONにする
- 通報歴を記録し、日記やメモを保管する
- 郵便物・SNSの見直しで情報漏れを防ぐ
- 「事前連絡なしでの訪問はご遠慮ください」と書面で伝える
- 夫婦で対応ルールを統一し、感情的な衝突を防ぐ
義母との関係を見直すタイミングと相談先

物理的・心理的な「距離」の線引き方法
物理的には住所を知られないよう住民票を閲覧制限する「支援措置」の申請も可能です。
私は実親と離れるときにこの支援措置制度を利用しました。
7年間で一度も実家との接触はありません。
ですが、対象者の設定を間違えると簡単に住所がバレてしまうので注意してください。
心理的にも、「ここから先は踏み込ませない」という線引きを明確にすることが心の安全を守ります。
夫婦で決める“防衛ライン”の作り方
我が家では具体的なルールを話し合って決めました。
今は絶縁に向けて動いていますが、急に踏み切ったわけではなく、私たちにも葛藤がありました。
まずはじめたことは「返信をしない」でした。
いくら催促されても鬼のように電話がきても一切返信しませんでした。
そのうち、夫が「もう連絡しないでくれと伝えようか」と言いましたが断固拒否。
なぜなら、こちらの情報を与えることになり、毒親はそこにつけ込んでくるからです。
夫が納得してくれて「もう付き合ってられない、縁を切ろう」というまで時間はかかりませんでした。
私が親と連絡を切った時は、夫が対応してくれたので今度は私の番。
夫婦の立場が一致していることで、恐怖に飲み込まれず、冷静に話し合えたのだと思います。
カウンセラーや法的窓口への相談も視野に
もし義母との関係に限界を感じたら、迷わず第三者に相談してください。
心療内科やカウンセリング、自治体の女性相談窓口、法テラスなど、頼れる場所は必ずあります。
「ここからどうすればいいかわからない」と感じたときこそ、あなたの心のSOSを信じてください。
些細なことでも大丈夫です。
彼らは話を聞くことが仕事なので、友人に相談をするように訪ねてみてください。

意外と平気だった。行ってみてよかった。と思えますよ!
まとめ:恐怖を感じたら、あなたの行動は正しい

義母の再訪問は、たとえ「安否確認」と言われても、「怖い」と感じたなら、それは恐怖です。
他人から見て「大げさ」だと言われようと、心と体が反応している以上、それは無視できるものではありません。
家族だから、嫁だから、我慢しなきゃ。そう思い続けた結果、心が壊れてしまったら取り返しがつきません。
私自身、警察を呼んだのにまた再訪問され、「本当に通報してよかったのか」と悩みました。
実際に最初は警察にあきれられました。
でもそのときの私の手や唇が震えていたのを見て「思い詰めないでね」と告げ、去りました。
でも、今振り返ると通報したことが、私たち夫婦にとって安心を取り戻す第一歩だったと断言できます。
この記事を読んで、あなたが少しでも「自分の感覚は間違っていなかった」と感じてくれたなら、それだけでも十分です。
でももし、次に同じような恐怖を感じたときは、どうか迷わず助けを求めてください。
あなたの安全と安心は、何よりも大切にされるべきものです。
「怖い」と感じたら動いていい。動くことで、守れるものが確実にあります。

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