毒親と同居していてストレスが溜まっていませんか?
毎日毒親と接することで心や体に悪い影響が出ているかもしれません。
イライラや無力感、閉塞感により心のどこかで消えてしまいたいと考えるようになります。
また、息(のど)がつまる、肩こり、頭痛などの心身症の初期症状が現れることもありますよ。

毒親との縁切りした薬剤師の私が、同居中によくみられる代表的な症状を医療知識の観点から紹介します。
毒親との同居によるストレスが心と体にとって大きな負担になっていることを知ることができます。
慢性的な不調の原因が毒親であることがわかるのです。
これにより命を危険にさらす大きな症状を防ぎ、自分の人生を取り戻す一歩となるでしょう。
毒親との同居ストレスによる精神的症状
毒親と同居しているとイライラしたりやるせない気持ちになったりしますよね。
このような精神的なストレスが多いと無力感からなんとなく消えてしまいたいと感じるようになります。
これらの感情により何をやってもムダだと感じ、自分なんかいてもいなくても変わらない存在だと思うようになるわけです。
話が通じなくてイライラ
毒親に話が通じなくてイライラすることがありませんか?
会話のなかで誤解することは誰しもあるものですが毒親は誤解を認めません。
毒親は常に自分が一番正しいと思いこんでいるのでそれ以外の意見を理解できないからです。
テレビを観ながらなんとなく出た言葉に過剰に反応されたことがありました。

猫も人も同じ(命)なのにね。

猫なんかと一緒にするなんてどうかしている!!
どうしてそんな奴になった!?お前を家から出したのは間違いだった!
何気ない一言に急に怒鳴られて驚き、

まずい、言い方が悪かった。説明しなくては…。
でも、いくら説明しても「お前は人間のクズだ」の一点張りでイライラが止まりませんでした。
結局、不機嫌なまま部屋を出ていかれてしまい機嫌がなおるまで人格を否定され続けたのです。
よって、毒親に話が通じなくてイライラすることが多いと言えるでしょう。
言っても変わらない無力感
毒親育ちは自分には物事を変えられる力がないと感じています。
毒親は世間の意見は聞いても、子どもの意見には聞く耳を持たないからです。
私は中学生まで父親と一緒にお風呂に入らされていました。
思春期に入り、恥ずかしさが出てきたので

身体をみられるのが嫌だから一人で入りたい。

そんなのはお前のわがまま!
親が子どもと風呂に入って何が悪い?
全然聞いてもらえず、何度も嫌だと伝えても何も変わりませんでした。
結局近所の人に娘と風呂に入っていると自慢したときに変だと指摘され、なくなりました。
そのため、自分には物事を変えられる力がないと感じるのです。
言いたいことが言えないという閉塞感
毎日接していると毒親に対して言いたいことが言えなくてつらいことがあります。
言いたいことが言えないという閉塞感を感じてしまうでしょう。
言いたいことを言うと否定されたり笑われるからです。
ひどいときは叩いたり殴られたりされるかもしれません。
例えば、これが欲しいというとそんな物がほしいなんて馬鹿だと口撃されたことはありますか?
否定されてしまうともう言いたくないと感じることは当然ですよ。
だから、言いたいことが言えないという閉塞感を感じるのです。
毒親との同居ストレスによる身体的症状
毒親と同居しているといつもどこか具合が悪かったりしませんか?
このような身体的ストレスが多いと心身症になる可能性が高まります。
親の干渉によるプレッシャーで脳が戦闘モードになり疲れてしまうからなんですね。
心身症とは、ストレスによる自律神経系の乱れが胃などの臓器に症状として現れることをいいます。
胃潰瘍や腹痛・下痢が日常的に続く過敏性腸症候群が有名ですが今回はそれ以外の症状をみていきましょう。
上記はすべて、身体の活動を活発化させる交感神経により筋肉を緊張させておこる初期症状なんです。
一番リラックスできるはずの家で交感神経が活性化しているので常に緊張状態なわけです。
身体が休まらず神経のバランスが崩れ、不調が増えるのです。
このことから、身体的ストレスが多いと心身症になる可能性が高まります。
息(のど)がつまる
のどに違和感があり、咳払いをしても治らないことがあるかもしれません。
ストレスがのどにかかって緊張しているから塞がれているような感覚になるわけです。
また、神経が過敏になっていて普段は気にならない喉の違和感を感じるようになっていることもあります。
のどの違和感を感じたきっかけは、毒親から毎日何件も着信が入っており、かけ直さないとLINEで暴言を吐かれていたことでした。
ひどいときは呼吸が苦しくなり過呼吸になって倒れたりしていたので注意が必要ですよ。
深呼吸をして副交感神経を優位にしたり、温かい飲み物で喉の筋肉をほぐすことが効果的です。
したがって毒親からの身体的ストレスにより、息(のど)がつまることがあります。
肩こり
肩こりは誰にでもあるからと放置しがちですが、その原因は毒親からのプレッシャーかもしれません。
いつ暴言が飛んでくるかわからないと身構えてしまって肩に力が入りすぎるのです。
また毒親からのストレスが続くと、交感神経の働きにより血管が収縮し血流が悪くなります。
その影響で筋肉に必要な酸素や栄養が不足するために肩こりが慢性化すると考えられているようです。
私も小学時代からずっと肩こりに悩まされています。
急に怒鳴られることが怖いせいか友人に「いつも肩が上がっているね」と言われていました。
ふと鏡に写った姿をみたときに肩が上がった自分がいて、私はいつも怯えているんだと悲しくなったことを覚えています。
常に肩に力が入っているので肩こりになりやすいんですね。
家を離れた今でも大きな音や声を聞くと肩がきつくなる感覚がありますよ。
ですので毒親からの身体的ストレスにより、肩こりがおこるのです。
頭痛
毒親育ちには慢性的な頭痛を持っていることが多いですがあなたはどうですか?
頭痛持ちが多いのは、毒親からのストレスが脳に悪影響を及ぼすからなんです。
多くのストレスにより心と体を落ち着かせるセロトニンのバランスが乱れると考えられます。

これにより、脳の血管が一時的に収縮した後に急に広がってズキズキする頭痛が生じるのです。
小さな頃から視界のなかにギザギザした鍵のようなマークが見えることがありました。
そのあとに頭痛で寝込んでしまい、学校を休んではよく父親に怒られていたんですよね。
このギザギザマークは頭痛の前兆である視覚異常の一つで、視界の一部が欠ける人もいるようです。
その他に肩や首のこりも前兆になるので当てはまる人は注意が必要です。
そのため、毒親からの身体的ストレスにより頭痛持ちが多いのです。
まとめ
毒親は自分の誤解を認めたり、子どもの意見を聞かないので無力感、閉塞感を強く感じてしまいがちです。
精神的な症状にはイライラなどにより「消えたくなってしまう」ということがありました。
自分には毒親からのストレスから逃れる方法や力がないと感じてしまうのです。
消えたくなってしまう感覚がある人はすぐに関連記事を読んで自分を取り戻すことをおすすめします。
身体的な症状は息(のど)がつまる、肩こり、頭痛などでしたね。
いずれも自律神経の乱れからおこる心身症の初期症状です。
放置していると慢性化して、いつもどこか具合が悪くて生活をすることがしんどくなっていきます。
初期症状への対処法はこちらのページでご紹介していますのでご覧ください。
毒親からのストレスに気づいて、不調を解消し自分の人生を取り戻していきましょう♪
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