家族なのに離れたい?親と距離をとる当然の理由2つと離れるための4つのマインド

毒親との関係

親と距離をとりたいけどこんなこと思うなんて家族なのに冷たいよね。。。

親と距離を取りたいのに罪悪感を感じてしまうことはないですか?

距離をとりたいと感じるのは自然なことなのであなたは何も悪くないんです。

それは、子どもは自立していくことが自然であり、その自立を応援するのが親の役目だからです。

親から離れたいと感じることは大切な自立の一歩だといえるでしょう。

お父さんの言うことをきかないといけないのに距離をとろうとする自分はだめだ

私がいなくなるとお母さんが困るかもしれない

このように感じてしまう人はぜひこの記事を読んでみてください。

穂泉由依
穂泉由依

毒親と離縁した経験と薬剤師国家資格をもつ私が、親と距離をとるのが当然な理由と距離のとり方をお伝えします!

あなたは親の言う通りにしなくても生きていけるし、親は親自身で生きていけます。

親と距離を取りたいと考えるのはむしろ当然で、家族に冷たいことではありません。

そして少しの勇気で親と距離をとることは可能です。

一緒に詳しくみていきましょう。

親と距離を取るのが当然な理由

生まれたばかりの赤ちゃんは横になって泣くことしかできませんが、そのうちに歩いて話せるようになっていきますよね。

これは自然なことであり、当たり前にみんなが通る道です。

そして、歩いたり話したりすることを教え、励ますのが親である大人の役割です。

これと同じことが今、あなたに起こっているだけなんですよ。

子どもは自立するから

親と距離をとるのが当然な理由の1つめは子どもは自立するからです。

自立は成長の過程であり、誰しも必ず起こるものなのであなたが罪悪感を感じる必要は全くないのです。

あなたは、一人でトイレに行けるようになったことに罪悪感を感じますか?

感じませんよね。それと同じなんです。

なかには仲良しな親子もいますが、別の角度からみると自立していないともいえます。

昭和時代を生きた親平成・令和時代を生きる娘の価値観があうなんてほとんどないでしょう。

どちらかが無理をしている可能性が高いのはお分かりいただけると思います。

トイレに行けるようになるのと同じように価値観が合わなくなったり、離れることが自然です。

そういうわけで、親と距離をとるのが当然なのは子どもは自立するものだからです。

自立をうながすのが親の役目だから

親と距離をとるのが当然な理由の2つめは親には自立をうながす役目があるからです。

親というのは基本的には子どもの成長を喜ぶ生き物です。

人間を含む多くの動物には「子孫を残して育てる」という本能があります。

子どもが無事に育ち、次のステップへ進んでいく様子を見るのは本能的な喜びにつながっているとも言えます。

普通の親は、さみしく感じることはあっても成長を不快に思うことはありません。

以上が、親には自立をうながす役目があるという親と距離をとるのが当然な理由です。

親との距離のとり方

親と距離をとることが自然なことだと理解していただけたでしょう。

次は具体的にどうやって距離をとっていくのかというマインドと具体例をお伝えします。

 

今が疎遠のチャンスだと知る

距離をとるときにまずやることが今が疎遠のチャンスだと知ることです。

歳をとったらもっと頑固になり、子どもの意見なんか聞いてくれません。

基本、親は変わらないのでこちらが対応を変えるしかないからです。

私は実家にいるときに家出を3回したことがあります。

いつも「もう無理!!!」と思って家を出るのに

穂積由依
穂積由依

今回は私の本気度をわかってくれるかも!

と期待して実家に戻ることを繰り返していましたが全部全部ムダでした。

本気度をわかってくれる親なら最初から聞いてくれていますよね。

親と距離をとるために今が疎遠のチャンスだと胸に刻むことが最初にやるべきことです。

こちらから連絡をとらない

距離をとるための具体的な方法としては、こちらから連絡をとらないことです。

親から連絡が来る場合は無視しなくてもいいです。

ただ、こちらからは一切連絡しないこと、話しかけないことが大事。

連絡をとらない理由は、親に話すネタを与えないようにするためなんです。

学生時代でも、共通の話題がないグループには近づこうとしませんでしたよね?

それと同じです。

話すネタがないと自然と距離が生まれるんですよ。

なので、こちらから連絡をとらないことが親と距離をとるためのひとつの方法です。

親から何を言われても受け流す

距離をとるための次の方法は、親から何を言われても受け流すこと!

正直、これが一番しんどいんじゃないかと思います。

だって不快だと思うから離れたくなるんですもんね。

家族だから不快だと思っている私をわかってほしい、親に変わってほしいという気持ちもありますよね。

特にあなたが離れたいと感じる理由はここではないですか?

ですが、先程から伝えているとおりあなたがいくら言っても親は変わりません。

自分が親の意見と違っても、いいたい気持ちをぐっとこらえて受け流しましょう。

これも連絡をとらないことと同じで、リアクションがないと距離ができることを利用しています。

私の父親は、私が相手にしないとお前は意気地がないからダメな人間だとかここで反論しないお前は馬鹿だと挑発したり、罵ったりして感情を揺さぶってきました。

人って反応がないと怖いんです。

特にいつも言うことを聞いていた子どもから反応がないと不安になり、焦ります。

口撃してくることもありますが、決して挑発に乗らないで淡々と受け流してくださいね。

ゆえに距離をとるためには、親から何を言われても受け流すことが大切です。 

親は親で生きていけると知る

最後は親は親で生きていけると知ることです。

親はあなたより長く大人をやっているのだから一人で生きていく知恵と経験があるのです。

日本は社会福祉が充実しているので歳をとっていようが持病があろうがどうとでもなりますよ。

実際に薬剤師として在宅医療に関わってきたので断言できます。

テレビなどで不幸な末路をたどった老人の特集がありますが、かなりのレアケースです。

むしろ、私がいないと親は生きていけないと思いたい自分がいないか考えてみてください。

うちは父がDV気質だったので機嫌が悪いとよく母が叩かれていました。

そんな母をみて育った私は「母は私が守らないといけない」と自然と思うようになったのです。

実家を離れたいと思ったときも

穂積由依
穂積由依

私が離れると母がまた叩かれるかも

穂積由依
穂積由依

父の機嫌取りは私がしなければ母がかわいそう

と考え母が心配でたまりませんでした。

でも結局私が一人で働けず、生活に苦労していることを知っていたにも関わらず内緒で50万円も貯金していたことを知りました。

距離をとるために重要なことは親は親で生きていけると知ることです。 

まとめ

ここまで親と距離を取るのが当然な理由と親との距離の取り方についてお話してきました。

親と距離を取ることが当然な理由は

  1. 子どもは自立していくから
  2. 自立をうながすのが親の役目だから

でした。

また、具体的に距離をとる方法は

  1. 今が疎遠のチャンスと知る
  2. こちらから連絡をとらない
  3. 親から何を言われても受け流す
  4. 親は親で生きていけると知る

の4つでした。

親と距離を取りたいと感じるのは自然なことで自分の人生のための大切な一歩です。

最初は罪悪感を感じるでしょうが、少し勇気を出して毅然とした態度で接しましょう。

この記事があなたの背中を押す助けになれば嬉しいです。

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