【毒親診断付き】それって本当に愛情?普通の親との境界ライン3つ

毒親との関係

自分の親はもしかしたら毒親かも。と感じたことはありませんか?

穂積由依
穂積由依

でもただ厳しいだけかもしれない
毒親と呼ぶのは気が引けるな

という方はぜひこの記事の毒親チェックリストをやってみてください。

親は子どもを守る存在であるはずです。
しかし、時にその愛情が毒となることがあります。

「普通の親」と「毒親」の境界線は曖昧です。
「子どもをコントロールしようとするかどうか」が大きなポイントなのです。

実家と縁を切って7年になる毒親育ち薬剤師が、普通の親と毒親の決定的な違いを3つご紹介します。

穂積由依
穂積由依

結論、親との関係に違和感があれば、一度距離を取ってみることが必要です

普通の親と毒親の境界線は?(診断あり)

毒親とは一般的に、子どもが自分らしく生きることを難しくする親のことをいいます。

私は、「毒親とは、子どもとの境界線が薄い親」だと感じています。

まずは、毒親度をはかるチェックリストをやってみてください。

以下のリストに当てはまる数が多いほど、毒親の可能性が高いでしょう。

  • 子どもの意見を無視して価値観や主張を押し付ける
  • 子どもに口を出す事が多い、または何を聞いても対応してくれない
  • 「ダメ」「無理」「お前にはできない」が口癖
  • 感情のコントロールができず、怒鳴ったり、暴言や暴力を振るう
  • 兄弟姉妹と比較して「お前はできが悪い」と評価をつける
  • 親の機嫌を取らないと家の空気が悪い
  • 子どもの成功や失敗を自分のもののように扱う

どうでしたか?

穂積由依
穂積由依

うちはすべて当てはまりました…

毒母
毒母

由依ちゃんの意見はまちがっている
だからお母さんの言うとおりにして

毒父
毒父

弟と違って運動神経が悪いからお前の将来には期待していない

などなど。

父親は感情の起伏が激しく、機嫌が悪いとすぐに殴ったり叩いたりしていました。

私は、早生まれで生まれつき心臓病もあり、保育園や学校を休むことが多かったです。

同級生より覚えたり動いたりすることが遅く、「お前はそのままではだめだ。10倍は努力しろ」とよく言われました。

この言葉は呪いになっていて、常に、頑張らないといけないというプレッシャーで疲れているのに休めないことになりがちです。

受験で失敗したときは、私以上に親が落ちこんでしまい、なぜが私が親のフォローをさせられました。

自分以外の人間という感覚がないので子どもを自分の所有物だと思ってしまうのでしょうね。

所有物が間違うと自分の間違いのようでムカつくし、所有物だから殴っても他人に迷惑かけないし、兄弟は有物コレクションだから競わせたくなるんです。

そういうわけで、毒親とはあなたを一人の人間として認めない親のことだといえます。

 

普通の親との決定的な違い

普通の親は一貫して子ども主体で動きますが、毒親は自分のことしか考えられません。

 

毒母
毒母

そんなことしたらお母さんが困るでしょ。

毒父
毒父

お前がそうすると周り(俺)が迷惑だ。

このように「子どものため」を口実に、支配や傷つける行為をするかどうかが境界線の一つといえます。

具体的には、

  • 支配することを愛情だと勘違いする
  • 虐待を厳しいしつけだと思っている
  • 「あなたのためを思って」が口癖

この3つです。

詳しくみていきましょう。

愛情と支配

親だから子どもをコントロールするのは当然だと思っていませんか?

普通の親は子どもの気持ちを尊重できます。

毒親は自分の都合のいいように支配するのです。

なぜなら、毒親自身が未熟で自分の都合でしか物事を考えられないからです。

ようするに、支配すれば自分が楽できるんです。

その点、普通の親は「どうしたい?」など子どもの意見も聞けますよ。

子どもが失敗するのがかわいそう。

だから、口出しすることは親心だという主張。

でもそれは、子どものためになるのでしょうか?

自分で考え、行動して、失敗するからこそ学びがあるのです。

子どもが求めてもいない口出しは、その子の学ぶ機会を奪ってしまいます。

実は、子どもが失敗したあとのフォローが面倒なだけです。

子どものためではなく自分のためなんです。

よって、毒親は愛情といいながら子どもを支配する親のことです。

厳しさと虐待

普通の親は怒るときには将来子どものためになる理由が必ずあります。

毒親は厳しいしつけだと言いながら、理由もなく怒鳴ったり暴力を振るいます。

しつけとして怒る理由が、毒親独自のルールだということが多いです。

たとえば、部屋で何気なく歌っていたら「耳障り」と歌うことが禁止されました。

今まで何も言われなかったのに、急に禁止されたことにびっくり。

不機嫌になる様子を見て、何がいけなかったの?と疑問でした。

でも、数日後には「最近なんで歌わないの?」と言ってきたのです。

この「ルールが毒親の気分によって変わる」ことも大きな特徴です。

  • 毒親の前でだけは歌ってはいけない
  • 今はイライラしているから歌ってはいけない

子どもが歌っていることが気にならない親もいるでしょう。

こうやって怒られる理由が毒親に限定されるのです。

毒親は子どもが混乱する怒り方をします。

「あなたのためを思って」

普通の親は「あなたの将来のためにこうしようか」と提案してくれます。

毒親は勝手にしたことを「あなたのためにやってあげたのに!」と恩を着せて、責めます。

毒親がやったことを、子どもが認めてくれなくて腹を立てるのです。

普通の親の場合は、あくまで提案なので、
子どもは嫌だと言いやすいんですよね。

親の軸なのか、子どもの軸か、の違いなのです。

子どもは親の承認欲求を満たす道具ではないです。

なので、毒親は「子どものため」と言いながら傷つける親だといえます。

まとめ:小さくても「距離をとる」ことから始めよう

毒親とは、あなたを一個人として認めない親のことです。

そういう親は子どもを自分の一部だと感じる傾向があるからです。

その他にも

  • 支配することを愛情だと勘違いする
  • 虐待を厳しいしつけだと思っている
  • 「あなたのためを思って」が口癖

などの特徴があるので当てはまる場合は親から逃げる準備をしてください。

毒親と関わると想像以上に疲れるし、ムダに時間を使わされます。

あなたの人生の貴重な時間を奪われないためにもできることから行動していきましょう。

親の影響にとらわれず、自分の人生を大切にする選択をしてくださいね。

最後まで読んでくださり、ありがとうございました。

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私もまだまだ自分の人生を大切にする練習中です。
あなたの「親とこんなことあったよ」も、
ぜひ教えてもらえたらうれしいです。
小さなことでも、気軽にコメントやお問い合わせくださいね。

あなたの心が、すこしでも軽くなりますように。

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